2019年落ちてよかった沼振り返り

2019年もあと少しで終わろうとしてる。皆様お元気でしょうか。
私は部屋を掃除したり進捗との戦いをジリジリ行ったり、突然公式から供給された推しカプに狂ったりしています。
年内にシャニマス投稿祭のOPが出来上がるかどうか、地味に今夜からの頑張りにかかっています。
……が、とりあえずその前に2019年をまとめておきたいと思ってキーボードを叩いている次第。

今年は気づいたら月刊ぐらいのローテでなにがしかの沼に落ちるという壮絶な日々を贈っていたのですが、その中でも特にやばかったものを振り返っておきたいと思います。

MCUマーベル・シネマティック・ユニバース

GWに合わせて「アベンジャーズ/エンドゲーム」が公開。
めちゃくちゃ盛り上がっているのを横目に、「すげー盛り上がってて気になるけど私アイアンマン1~3とアベンジャーズスパイダーマン・ホームカミングとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーしか見てないんだよなぁ」と言ったところ、「ここで見れるよ!」と送られてきたディズニーデラックスのURL。
そして目の前には10連休の広大な自由時間。
「いい機会だ、見よう!」
復習も兼ねて最初の「アイアンマン」から公開順に一日数本ペースで見ていく。たちまち魅せられる私。トニーの不遜な英雄ぶり、キャップの高潔さ、そしてソーの筋肉……中でもお気に入りは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2」である。笑って泣けて最高すぎるんだが?
そして満を持してGW最終日、意気揚々と映画館に向かった私。
三時間の後、号泣しながら劇場から出てくる私。いや泣くだろあんなん。なんだよあれ。
ちなみにフェーズ3完結作となった「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」も見に行った。もともとトビー・マグワイアのやってたライミ版スパイディが好きだったのだけど、アイアンマンとのつながりが強調されたMCUスパイディも好きだ。ツェッペリンツェッペリンではないのだが)が流れた瞬間に泣いた。大人の事情に翻弄されがちだけど、ピーターは負けずにまっすぐ大きくなってね……

アベンジャーズ/エンドゲーム(吹替版)

アベンジャーズ/エンドゲーム(吹替版)

  • 発売日: 2019/09/04
  • メディア: Prime Video


■PENGUIN RESERCH

ミリオンライブにも多くの曲提供をしている堀江晶太氏のいるバンド。存在そのものは前から知っていた。
6月、たまたま大学時代の友人がこっちに帰ってきており、「なんばでライブあるんだけど暇なら行かん?」との誘い。
とりあえず行ってみた。
めっちゃアツかった。MCでちょっと泣かされた。「世界最後の日に」「嘘まみれの街で」「WILD BLUE」がめちゃくちゃ刺さった。
気づいたらライブの物販でCD三枚ぐらい買ってた。

8月に出た新しいアルバムも買った。「ゴールド・フィラメント」と「青い灯台」がめっちゃよかった。
10月に神戸で開催されたANIMAX MUSIXでも彼らの歌を聞くことが出来、今回は「WILD BLUE」と「決闘」で全力のコールを打ち込めた。最高だった。来年も関西に来ることがあったら絶対に見に行きたい。

それでも闘う者達へ (通常盤) (特典なし)

それでも闘う者達へ (通常盤) (特典なし)


雨宮天さん(TrySail

たぶん今年最大の沼。
ミリオンライブでほぼ毎年目にしているし、もはや押しも押されぬ売れっ子声優の位置だし、ソロ活動もユニット活動も積極的にやっていることは勿論知っていた。
全てが転変したのはたった一日の出来事だった。
ある日、杏奈Pでナンス推しでトラセの識者であるしょうひらさんに「神戸でTrySailのライブあるんだけど行かない?」と誘われた。
当時そこまで気が向かなかったので「私以外に行きたい人がいるならそっち優先でいいよ」という気のない返事を最初は返したのだが、結局行くことに。
そこで目にしたのは「強い」楽曲の数々と、何よりミリオンライブで見せるクールなパフォーマンスとは違った躍動感あるステージを見せる雨宮天さんの姿。
終演後とりあえず物販で最新のアルバムを買い、しょうひらさんから色々とレクチャーを受ける。
「トラセ初めてだけど天ちゃんが良かった」と一言Twitterにつぶやいたら、CYANGEさんからなぜかDMで飛んでくるお写真の山(しまいにはGoogleドライブで送られてきた)。
中森明菜みたいで「VIPER」がめちゃくちゃカッコよかった!」と言ったら「こういう曲ばっかりやるイベントありますよ!」と送られてくるリサイタルの情報。そして三才駅さんから飛んできた「リサイタルのチケット余ってますよ」との一言。

かくて趨勢はここに決した。
その日の帰りにTrySailと天ちゃんの既存のアルバムを全部ツタヤで借りてしばらく聴き倒した。
「VIPER」も抜かり無く買ってMVのカッコよさに死んだ。
大阪で行われた「音楽で奏でるリサイタル」をど真ん中前から10番目くらいの良席で拝んで死んだ(死に過ぎでは?)
ワンマンライブをやるとの報にTrySailのファンクラブに入り見事両日のチケットを掴んだ。
Kindleでセールしてたから「雨宮天の有頂天・纏」を買った
誕生日に写真集「10looks」とライブの円盤を入れた欲しい物リストを公開したらフォロワーから贈られてきた。
先日発売されたオールハワイロケによる写真集「High Tension!」もバッチリ予約して買った。
そしていよいよ来月には幕張でワンマンライブが控えている。

……改めて書くと落ち方が急激すぎて自分でもちょっと引くなコレ……
なんというか冷静になってみるとたしかに声もビジュアルもめちゃくちゃ好みであり、むしろなんでいままでハマってなかった?という感が強い。たぶん来年も色々あると思うのでこのペースで死ぬと思います。

雨宮天写真集 High Tension!

雨宮天写真集 High Tension!


鬼滅の刃

アニメがめちゃくちゃ好評らしい、ということだけは聞き及んでいた。
それと時を同じくして、竹をくわえた女の子のイラストがちょこちょことTwitterで流れてくるようになり、「なんであの子は鍵善良房の竹羊羹をくわえているの?」と呟いたら送られてきたアマゾンプライムのURL(この辺りでだいぶパターン化してきた)。
とりあえず一話から見始める。
いきなり悲劇が起こってCV櫻井孝宏がキレる。でもこの櫻井孝宏厳しいこと言ってるけど内心めっちゃ同情してない???
岩をちょん切って免許皆伝、最終試練に行けば腕がたくさん生えた子安が元号変わってるのにビビる(この辺り現実ともシンクロしてて超笑った)。バトルシーンが超かっこいい。
この辺りで原作をKindleで買って読み始めた。ページをスクロールする手が止まらない。
善逸、めちゃくちゃ好きなタイプのキャラ。師匠のセリフで泣く。
そんでもってしのぶさん。CV早見沙織の優しそうだけど棘のあるお姉さん。最高か?アニメの放映に追いついてからはしのぶさんが出るたびに狂っていた。
そして煉獄さん。煉獄さんである。無限列車編はアホみたいに泣いた。高潔で豪快で強くてかっこいい。
甘露寺さんもほわほわしてるのに強いお姉さんでめっちゃ好き。煉獄さんと甘露寺さんがかつては師弟の間柄だったと聞いてクソほど納得した。
最終回で無限列車編が劇場版になると聞いて拍手喝采した。
単行本派なので本誌追ってる人が毎週死んでるの見てすげー怖い。
あと無惨様がネット民のおもちゃにされすぎててちょっと笑う。
……たぶん遠からずお話が畳まれるのだと思うけれど、これからも楽しみ。とりあえず紅白でLISAが出るところは見ます。

鬼滅の刃 コミック 1-18巻セット

鬼滅の刃 コミック 1-18巻セット


十二国記シリーズ

ことし18年ぶりの新作刊行ということで、書店でもTwitterでも話題に。
「有名なシリーズだけどそういえば読んだことないや」とTwitterで言ったら、フォロワーたちから押す声が多々届く(やっぱりパターン化してるじゃねえか)。
じゃあとりあえず一巻だけと思って「月の影 影の海」を購入。
……めっちゃ面白いがな。
中華っぽい世界をベースにした、馴染みがあるようでまったく我々の世界とは異なる世界観。
王と麒麟の関係性を軸に、「王とはなにか、理想の国とはなにか」をシビアに突きつけるテーマ性。
そして個性豊かなキャラクターたち。
10月に手を出して、気づいたら2ヶ月ほどでシリーズ全巻を読破。
お気に入りは主人公・珠晶のキャラクターがとても魅力的な「図南の翼」、王になった陽子をメインに、慶国の内乱を経て三人の少女がそれぞれの在り方を見つめ直す「風の万里 黎明の空」あたりだろうか。
王を選ぶ麒麟の視点から描かれる「風の海 迷宮の岸」なんかも、担当アイドルを選ぶPとしての視点に重なる部分もあり大変面白く読めた。お気に入りキャラは前述の珠晶と、優しいけど現実主義者でモフモフな半獣・楽俊、破天荒な延王・尚隆あたり。

作中でたびたび「王とは希望の象徴である」ことが語られるけど、オタクにとって面白い作品の存在こそが希望の象徴だな、ということを改めて思い知った読書体験だった。

図南の翼 (となんのつばさ) 十二国記 6 (新潮文庫)

図南の翼 (となんのつばさ) 十二国記 6 (新潮文庫)

  • 作者:小野 不由美
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/09/28
  • メディア: 文庫


■久川颯(miroir)

シンデレラガールズに実装された新しいアイドル。
そして、私の6人目の担当アイドル。

……正直実装当時のことはあまり記憶にない。
1月にPaletteのイベントを終えてから、しばらくシンデレラガールズとは疎遠になっていたため。
そしてその前のVelvet Roseに対する風当たりがめちゃくちゃ強くて、よくない流れを引きずったまま色々な毀誉褒貶がぶつかり合う状況のデレ界隈に辟易していたため、おそらく当時の私が意図的に見ないようにしていた可能性もある。
その後は時折流れてくる情報から、「双子の片割れの凪というやつが面白キャラらしい」という程度の認識だけはあった。
ともあれ、実装から半年も経って秋も深まった11月。
響子ちゃんが出るデレ7thライブ京セラドーム公演への参加が決まった私は、とりあえずデレステで聞ける曲は触れておこうと未プレイで積もっていた過去の楽曲を掘っていた。
そこで出会ってしまったのである。「O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!」という曲に。
ポップなメロディラインに押韻の技巧を凝らした歌詞。あっという間に虜になった。
とりあえずiTunesで楽曲を買った。
ちょうどスカウトチケット販売の時期にかぶっていたため、いつぞやの無料10連で凪のSSRが手元に居たので颯をお迎えした。
SSR衣装で「O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!」を踊らせる。カワイイ(ブロリー
可愛さのあまり「この二人にPと接するときだけは私も可愛いお姉さんになりたい」とか言い出す。だいぶ限界。
O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!のイベントコミュも見る。
そこには何者でもなかった女の子が、己の可能性を信じてアイドルになっていく過程が描かれていた。この時点でもうダメ。

当初は凪のエキセントリックなキャラクターが強いな、と思っていた。
が、二人を色んな曲で踊らせるうちに、どうも私の目が行くのは颯の方だ、ということに気づく。何故。

答 え は 得 た
だいたいうちの担当アイドルはキラキラワクワクに不敵さをにじませる眼差しをするのだけれど、なるほどこの子も同類だったか、という納得。
そんでもってモバマスの方のクリスマスのテキストで完全にやられ、かくて担当アイドルがひとり増えることになった。
ちなみに颯役の長江里加さんが登板する7th幕張初日アンコール上映のLVチケットも既に入手済み。
まさか自分が1ブランドに複数担当アイドルを持つとは思いもしなかったけど、いつだって現実は想像を凌駕するのだな……

O-Ku-Ri-Mo-No Sunday! (M@STER VERSION)

O-Ku-Ri-Mo-No Sunday! (M@STER VERSION)

  • 発売日: 2019/04/16
  • メディア: MP3 ダウンロード



というわけで今年の沼振り返りでした。
この他、引き続きミリシタもシャニマスFGOもだいぶやってるし、みっくのことも相変わらず追いかけているので今年はお財布がめちゃくちゃ大変なことになってしまった。
来年はもう少し平和に過ごしたいのだが、はてさてどうなることやら。