艦これ航海日誌 その1:新米提督、艦これの面白さを語る。

初夏の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。ハバネロです。
ほそぼそとやっていたポケモントレーナー業からもすっかり足を洗い(個体値厳選に疲れた)、モバマスの方もSR響子をプラスにした(だって売値がスタ200を切ってたんだもの……)ので長期的目標が達成され、当分やることがなくなりました。

そんな時、ツイッターのTLで時折目にするようになった艦これというものの存在がふと気になりました。
「さて、どんなもんなんだろう、Google先生に聞いてみようか」
と検索ボタンをぽちり。
そしてたどりついたのがこちら→艦隊これくしょん-艦これ- 角川ゲームス公式サイト)
「ふーむ、なるほどなるほどなるほどー、戦艦を擬人化したソーシャルゲームなのか」

「おう、なんか色んなキャラがいるな。声優さんも豪華だし、いっちょやってみますか」
ということで、DMMの会員登録を済ませ、さっそく提督として鎮守府に着任。

当初は軽い暇つぶし程度の気持ちでプレイし始めたんですが、いざやってみるとこれがなかなか面白いのです。
そのせいで既にツイッターでは艦これ絡みのつぶやきがめっちゃ増えてるんですが、その面白さを多くの人に伝えるべく、こちらでも機会を見つけてプレイ日記を上げて行きたいと思います。

えっ、前の咲SS紹介みたいに五回くらいで終わるんじゃないかって?
いや、アレはほら、スタートしてちょっと間したら咲SSがちょっと下火になっちゃったからさ……今回は違うよ、HAHAHA……(乾いた笑い)
最近だと奈良新設校シリーズとか、大阪五人漫才シリーズとか面白いしさ……
あと晴れて原作の既刊全部読破した「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」についてももうちょっと深いところに踏み込んで語りたかったりするんですけど……


ひとまずそれはさておきまして。
さて、そんな記念すべき第一回目は、プレイを開始して一週間足らずではありますが、その中で僕が感じた艦これというゲームの「面白さ」を語るとともに、我が艦隊の現状報告を行いたいと思います。

まず、女の子が可愛い。

いきなりそれかよ!とツッコミが入りそうですねw
いやでもすべからくソーシャルゲームにおいて女の子の可愛さは重要だと思いますよ!?
艦これもその例に漏れず、複数名のイラストレーターを起用し、バラエティ豊かなビジュアルとキャラクター性を持った女の子が数多く登場します。
しかも全部ボイス付き。
さすがにグリマスのように50人全員に違う声優さんをあてがうということは不可能だったのか(そもそも三倍近いキャラクターがいるし)、一人の声優さんが複数のキャラクターを演じている*1のが僕レベルのヌルい声オタでもハッキリ分かる、という状況ではありますが、それでも大きな魅力であるといえるでしょう。

さて、艦これで登場するキャラクターは、第二次世界大戦における日本軍の艦船が擬人化された「艦娘(かんむす)」と呼ばれる女の子たちです。
僕のミリタリー系知識は、主にスト魔女ガルパン福井晴敏によって構成されているので(つまりニワカです。相手にならんよ)、大して詳しくないのですが、実在の艦船にまつわるエピソードが図鑑で確認できたり、それに合わせたキャラクターや性能が付与されていたりするので、そのへんの補完もバッチリです。

たとえばこの「五月雨」ですが、輸送任務中に他の駆逐艦と激突したというエピソードがあり、それに基づいてドジっ子属性が付与されています。あざとい。
史実に基づいたキャラ付け、という意味では「ストライクウィッチーズ」を彷彿とさせる*2ものがありますし、僕はもともとスト魔女大好きなのであまり抵抗なくそのへんに入っていけました。

ちなみに現在一番お気に入りの艦娘は、初めて建造した戦艦であり、第一艦隊の旗艦を務めてくれている「榛名」です。

つよい、はやい、かわいい、の三拍子揃った名機。
「ええ、榛名でいいならお相手しましょう!」という台詞から感じる「頼み込んだらやらせてくれそう感」が素晴らしい
個人的には黒髪ショートカットボクっ娘な最上さんが気になるんですが、まだ手に入ってません……
ほかにも色んなキャラが居るので、お気に入りを見つけて育てていくのも楽しいゲームです。

あと、戦闘である程度ダメージを受けると上のように服が破れる演出があるんですが、そちらも必見です(ゲス顔)

かわいいだけじゃない、シビアかつ戦略性の強いゲーム性。

で、「女の子が可愛い」だけならばそれこそモバマスやグリマスで事足りてしまうのですが、艦これの真の魅力はそのゲーム性にこそある、と言ってしまって良いと思います。
もちろん、ソーシャルゲームの例に漏れず、課金力の差がある程度ゲーム内の差に反映される部分はあるのですが、モバマスのように圧倒的な差は僕自身あまり感じていません。

このゲームで最も重要なことは、おそらく、資材の賢い運用にあると思います。

艦これを始めると、このようにトップページが出てくるのですが、左側に表示されているのがメインメニューになります。
このへん軽く説明しておきましょう。

出撃……マップを攻略する「出撃」、他のプレイヤーと戦う「演習」、艦隊をお使いに出せる「遠征」ができます。
工廠……新しい艦娘や武装を作ることができます。他のソシャゲにおける「ガチャ」の部分です。
入渠……戦闘で傷ついた艦の回復ができます。
補給……戦闘で消耗した艦の燃料や弾薬を補充します。
編成……艦隊を編成します。他のソシャゲだと、デッキ編成に当たる部分です。
改装……艦船を強化します。モバマスだとレッスンや特訓に当たる部分。

基本的にこれらの行動は、編成と改装の一部を除き、必ず何らかの資材を消費するようになっています。

資材というのは上のようにメインメニューの右隅に表示されています。
燃料、弾薬、鋼材、ボーキサイトの4つがありますが、特に枯渇しやすいのが燃料。
出撃、修理、建造、あらゆる場面で燃料は大量に消費されます。
しかも、性能の高い艦船ほど入手、運用、維持に資材を消費する仕様になっているので、資材の確保と適切な艦隊運用はこのゲームにおける要といえるでしょう。
このへん、やたらめったらリアルでシビアです。
具体的にそのへんどうすれば、というのはこの辺りの記事を参照すると良いかと思います。

#艦これ 序盤の知っておけばいいかもしれない事|マジカルアーチャーズ
#艦これ 序盤行動について具体的に書けと言われた。|マジカルアーチャーズ

とにかく、デイリークエストと遠征(……と、それに伴う第二艦隊以降の開放)をきっちりこなしていくのが重要みたいです。
もちろん、課金によって資材を補給することも可能です。
噂では、廃課金によって膨大な資材を運用するプレイングは「米帝プレイ」と呼ばれているとか何とか。

あと、「さすがミリタリーを扱うゲームだ」と感心するとともに「そりゃないぜスティーブ」と思ったのが、戦闘で轟沈した(=HPが0になった)艦船のカードは消失するという恐るべき仕様。
まさしく、「悲しいけどこれ、戦争なのよね……」を地で行く仕様です。
僕は幸運にもレベル1の駆逐艦が一隻轟沈しただけで済んでるんですが、これが手塩にかけて育てた戦艦であったりすると思うと、末原先輩よろしくカタカタせざるを得ません。
だからこそ、HPを回復する「入渠」の重要性が上がってきますし、それにともなって消費される資材の重要性が上がってくるわけです。うーん、なんてよく出来たゲームだ。
しかし、ひとたび戦闘に出れば結構容赦なくダメージ受けるんですよね。

……こんな具合に。
大破が二隻、小破が一隻というのはまだ運がよい方で、下手すりゃ全艦中破以上の損害を受けることもしばしば。
また、大破すると轟沈する確率が一気に跳ね上がるので、大破したら速やかに帰投して入渠せねばなりません。
そしてまた資材を消費するのです。うーむ……


また、ソーシャルゲームの射幸性を担う「ガチャ」にあたる「工廠」での「建造」もなかなか運任せ。
基本的には資材を適切な配分で投入することで、ある程度引ける艦船のクラスを制御することができます。
その辺りのパラメーター調整については、下記の攻略wikiを参考に。
他にも有益な情報が盛り沢山なので、プレイするにあたって目を通しておいて損はないと思います。

・艦隊これくしょん〜艦これ〜 攻略wiki 2chスレまとめ
・艦隊これくしょん -艦これ- 攻略Wiki

で、このパラメーター調整もあくまで「ある程度」でしかなく、戦艦狙いで資材を投入したら駆逐艦でした、なんて日常茶飯事。そしてまた資材が闇に飲まれる!

……このように、基本やらかすと資材を無駄遣いする仕様になっているゲームです。なにそれこわい。
だからこそ、課金に依る資材の投入ないし、遠征を用いた資材の確保と適切な運用が求められるゲームでもあるわけです。

課金力で勝負するも良し、知恵を絞って資材の運用に頭を悩ますも良し。
また、艦船の建造や運用に関しても、気に入った艦を地道に育てるも良し、資金力を背景に戦艦をずらりと並べて火力で圧倒するも良しです。
こうした戦略性とプレイングの幅の広さが艦これの面白さ、ではないでしょうか。

そんな中、我が艦隊の現状は……

というわけで着任から一週間が経過し、ある程度、艦これがいかなるゲームであるのかを理解しつつあります。
そんな中、我が艦隊はどういう状況かというと……微妙な火力不足、というのが適切な表現でしょうか。
ただいまうちの主力である第一艦隊はこんな構成になってます。

ここのところ最大の懸念事項であった、「敵の艦載機にボコられてなすすべもない」という状況は、かのストライクウィッチーズにも登場した空母赤城が手に入ったことである程度光が見えて来ました。さすが正規空母だ、艦載機の運用能力が桁違いだぜ!
また、艦隊の中核を担うに足る高速戦艦・榛名のロールアウトにより火力が飛躍的に上昇し、しばらく壁として立ちはだかっていたMAP1−4(鎮守府海域・南西諸島防衛戦)のボスを撃破に成功。
現在はMAP2−1(南西諸島海域・カムラン半島)の攻略を行なっているところなのですが、何回やっても何回やってもボスが倒せない。

俺提督「こちらの被害は中破2、大破1、敵軍の被害が撃破3、大破1、中破1ならば戦果としては上回っている。勝ったな」
碇ゲンドウのポーズ)
榛名「はい、やりましたね!」 
かーらーの、
俺提督「アイエエエエエエ!?戦略的敗北ナンデ!?」
榛名「落ち着いてください!とにかく一旦鎮守府に帰投しましょう!」

……という展開をかれこれ四回ぐらい繰り返しております……orz
どうやら敵艦の撃破率が問題らしいのですが、どうも火力が足りていないような。

なので当面は五十鈴を育成して五十鈴改に改造することと、艦隊の火力強化のために、もう一隻切り札となり得る艦船を入手することを目標に頑張っております。
うーん、戦略的敗北はもう嫌だ……

それを抜きにして今欲しいのは青葉と最上ですかね。
青葉さえ手に入れれば「三川艦隊を編成せよ!」クエストが攻略できるのですよ。
あと青葉の絵描いてる絵師さんが、同人誌買ったこともあるくらいファンな人なので……
最上に関しては黒髪ショートカットというボクっ娘という、僕のストライクゾーンど真ん中なキャラクターがですね。
しかも声が洲崎綾さんという。これが欲しくないわけがないだろう……。

というわけで、次回の艦これ航海日誌の更新は、なにか面白い艦が手に入るか、無事MAP2−1を更新した時になるかと思います。
それでは皆様、よき提督ライフを。

*1:特にわかりやすいのが佐倉綾音さんと大坪由佳さん

*2:スト魔女は実在のパイロットを美少女化し、史実における愛機をそのキャラのストライカーユニットに採用しています