7/20 The World's on Fire

暑い日々が続く。
というかもう熱いとしかいいようがない。
もはや日本列島全土が炎に包まれているがごとくであり、「灼熱猛暑列島 ニッポンポン」って書いたら途端にFGO特異点みたいになってくる。

FGOといえば、第二部第二章が先日配信となったわけだが今日クリアした。
ナポレオンが本当にやばいキャラでやばかった(語彙力)。
登場シーンからもうはちゃめちゃにカッコいいしその後も徹頭徹尾カッコいいし退場するところまではちゃめちゃにカッコいい。
あまりにカッコよかったので登場シーンを読み終えたあとおもむろにガチャを回したら呼符一発で召喚できた。震えた。
たぶん聖杯も突っ込むと思う。型月との付き合いももはや10年以上になるけれど、男キャラでここまで刺さったのはイスカンダル以来の衝撃。私はついに己が仕えるべき王を見つけ出すことが出来たのかもしれない……(?)

なおそのぶんガチャ運はFGOに吸い取られたらしく、デレステで恒常二周目のトップバッターを切った響子ちゃんも、満を持してシャニマスで実装されたSSR水着夏葉さんも、今これを書いている時点では引けていない。
今年もガチャを回しながら過ごす夏になりそう。

炎、といえばジュラシックワールド 炎の王国」も鑑賞してきた。
前作に引き続きクリス・プラット演じるオーウェンの頼れる男っぷりと、ベロキラプトルのブルーのツンデレヒロインぶりが光る。
ジェフ・ゴールドブラム演じるマルカム博士の登場も嬉しい。
また今回は衝撃的な結末が待っており、見終わったあと「これもう新たなバースの幕開けじゃん……」としばし呆然としていた。
しかしまぁ、このシリーズは本当に観る者の期待を裏切らない。悪いことするやつは絶対に恐竜に食われるし、子供は絶対に生き残る。そうして見ていて思ったのは、この作品の「予見させる力」の凄さである。
あっと驚く伏線はほとんどなく、「何が起こるか」というのはだいたいわかってしまうのだ。金を出してくる人間にはだいたい裏があるし、後ろを見るとだいたい恐竜が迫ってくる。インドラプトルとの戦いの結末についても、結果をもたらすものの存在は非常に印象的に描かれており、納得感がある。
「何が起こるか」は予見させた上で、それが「いつ起こるか」をドキドキして待たせる、これは本当に一級のエンタメテクニックである。

あとまあとにかくブルーが可愛いのである。映像記録で登場するちびブルーの可愛さは異常。
そんでもって彼女(ご存知のかたも多いと思うがブルーはメスだ)は非常に弁えたヒロインである。オーウェンに信頼を寄せながらも、人間と恐竜という相容れない存在であることをどこか理解しているような振る舞いがたいへんに健気。片方が人外なバディが大好きな人間にはたまらない映画だった。