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2012年上半期ニコマス20選

湿度たかくて毎日蒸し暑いです。ハバネロです。
去年に引き続き除湿機が大活躍中ですよ……

さて、そんなジメジメな状況ですがニコマス的に言えば夏はやっぱりイベントの季節。
ということで、恒例となりましたニコマス20選、上半期も選んでみたよ!

毎度おなじみ基本レギュレーション

・対象は2012年上半期(1月1日〜6月30日)に公開されたニコマス作品
・自身のセレクトを20作品以内でブログもしくはマイリストにて公開
・1Pにつき1作品
・選考基準はフリー(お気に入り・埋もれ発掘・テーマに沿って等何でもオッケー)

今期はずいぶんと動画を見る時間が減ってしまったせいか、僕の20選史上はじめて20作品を切ることに。
ということで上半期選んだのはこちらの18作品!

集計用マイリスト↓

アイドルマスター 世界点 如月千早」 トカチP 少年P 汁粉P

アイドルマスター 世界点 如月千早 ‐ ニコニコ動画(原宿)
アイドルマスター 世界点 如月千早 ‐ ニコニコ動画:GINZA
無印・2・アニマスと辿ってきた「如月千早」の軌跡を余すところ無く描ききった傑作。
千早というキャラクターは、抱えているものが重いせいかストーリーPVを作る人は題材に選びたがる傾向があるような気がする(もちろん僕もその例外ではないのだけれど)。
ただ、もちろん描かれるストーリーはそれぞれの「世界線」によって微妙に異なる。しかし、一方で共通している要素だってもちろんある。ゲームにおけるプロデュースの場合はプロデューサーとの、アニメの場合は春香をはじめとした765プロの全員との、「絆」によって、彼女は挫折から立ち上がった。
如月千早という人間は、孤独を抜きにしては語れない。アニメ、ゲームの媒体を問わず、序盤の彼女がまとっているのは孤独、それも他者への拒絶めいたものだ。それがほどかれていく過程こそが彼女の物語の魅力だと僕は思う。

「世界線」という単語は、「シュタインズ・ゲート」のおかげで随分と僕達の間に浸透したような気がする。「たとえ道筋は違っても最終的には一点に収束する」ということがあの作品では悲劇的に描かれ、その回避を成功させることがカタルシスとなっていたけれど、この動画に関してはそれは全く逆だ。
如月千早という孤独な「点」がたどった道はそれぞれの世界「線」となり、やがては美しい一枚の絵を描き出す。
その結末は例外なく「ここにいたい」と千早が思えるという一点なのだ。

他者を拒絶し、歌うことでしか自分の居場所を保てなかった少女が見つけ出した大切なもの。この動画にはその幸せな収束点が描かれている。

もちろん選曲もGJ。アーティストは「花咲くいろは」や「さんかれあ」の主題歌を歌っているnano.RIPEだが、メジャーな曲だけじゃなくアルバム曲も非常に素晴らしいので、この動画を見て興味を持たれた方は聞いてみるといいのでは。

アイドルマスター2:裏表なしラバーズ」   CAMELP

アイドルマスター2:裏表なしラバーズ ‐ ニコニコ動画(原宿)
アイドルマスター2:裏表なしラバーズ ‐ ニコニコ動画:GINZA
今期のニコマスグッドデザイン賞(私選)。
単純に曲が好きだとか、タイポグラフィーや静止画MAD的な演出というのが僕好みだ、というのはもちろんあるし、それもこの作品の魅力の一つと言っていいと思う。
全体を通して非常にスキの無い構成で、静と動の切り替えや画面切り替えなど諸々の演出についても文句なし。しかもそれがこの曲の独特のスピード感をよく表現していて、「楽曲の映像化」という点についてもとてつもなくハイレベル。

ただ、この手の動画には「技術に圧倒される余り、見ていて『楽しい』『感動する』という部分があんまりない」ということが度々起こるのも事実。
この動画が凄いのはその辺をきっちりカバーしているというところ。
見ている側が技術に圧倒されないような適度なネタ成分の使い方がとても絶妙に効いている。
特にメインを張る春香と千早以外のアイドルがちょこちょこ登場するところは思わずニヤリ。
「楽しい」と「すげえ」を両立することというのは大変に難しいことだと思うのだけれど、この動画はそれをやっちゃってるんだよなあ。
作り手として単純に羨ましい。

如月さんは裏表のない素敵な人ですハイ復唱!

「キルミーのはるまこベイベー!」 ぐっさんP

キルミーのはるまこベイベー! ‐ ニコニコ動画(原宿)
キルミーのはるまこベイベー! ‐ ニコニコ動画:GINZA
技術インフレが叫ばれて久しいニコマス界隈においては、限りなくシンプルイズベストを貫くこの動画だが、中毒性は凄まじいのでご注意を。
もちろん曲の電波っぷりによるところが大きいのだろうけれど、曲の軽快なテンポを良く捉えたダンスシンクロの巧さが単純に見ててメチャメチャ楽しい。
ぐっさんPは音MADなんかも作る人なので、単純に曲に音やダンスをハメるという作業が得意なのだろうと思う。
そのセンスが遺憾なく発揮された結果がコレだよ!

曲のチャカポコした雰囲気に似合う衣装とゼンマイのアクセサリーとか、声がびっくりするくらい春香と真に合っているとか、それこそ初期のニコマス動画を彷彿とさせるような要素があるのも古参(老害?)にとっては嬉しい限り。
ダンスPVの原初的な、それでいて最高の楽しみを思い出させてくれる動画じゃないですかね。

みんなもわさわさ♪

アイドルマスター 幸せだって 2nd」 柏城P

アイドルマスター 幸せだって 2nd ‐ ニコニコ動画(原宿)
アイドルマスター 幸せだって 2nd ‐ ニコニコ動画:GINZA
僕にとって上半期最大の事件は、なんといっても柏城Pの電撃復帰。
柏城Pはやはり僕にとっては師匠でありライバルである、そんな存在。
この人がいたからこそ、絵を書き続けることと手書きPVをつくることに対するモチベーションが保てていたという側面はやっぱり否定出来ない。
そんなふうにこの人に憧れて、がむしゃらに突っ走っていたのはもう三年も前のこと。勝手にライバル宣言されて向こうとしては迷惑極まりなかっただろうなあ、と今だからこそ思えるのだけれど、やはりこうして再び動画をみると賞賛と同時にめらめらと燃え上がるものがあって、それはどうにも止めようがないのだ。

やはり目を引かれるのは圧倒的な色彩センスと画面構成の素晴らしさ。そして絵の魅力。
それら全ての相乗効果が、見ていてホントに楽しい。このセンスはやっぱりニコマスにおけるオンリーワンだと思う。
このセンスにあこがれて色々と稚拙な模倣をしてきたけど、目指す方向性が違う以上やっぱり届かない部分、というのはある訳で。
ただ色々と初心を思い出させてくれたことと、こうして動画がまた見られたことが素直に嬉しいので。
やっぱり僕はこの人の描く世界が好きなんだなあ、と。

下半期は頑張ってブッ倒しに行きます!

「自由な色で北斗が横切ってみよう」 木枝(投稿者名)

自由な色で北斗が横切ってみよう ‐ ニコニコ動画(原宿)
自由な色で北斗が横切ってみよう ‐ ニコニコ動画:GINZA
「予測不能回避不可能」という言葉はまさしくこの動画のためにあると言って過言ではない。

もうタイトルでどういう動画かは予想がついちゃうんだけど、どうしたって最後の部分で腹筋が死ぬwwww
なんでこういうの思いつくんでしょうね。その発想力をください(切実)

「おいアイマスが世界的なあの企業のCMに起用されてたぞ」ドリP

おいアイマスが世界的なあの企業のCMに起用されてたぞ ‐ ニコニコ動画(原宿)
おいアイマスが世界的なあの企業のCMに起用されてたぞ ‐ ニコニコ動画:GINZA
昨年のアニメ化から、「アイマス」は確実にその人気を拡大したと思う。
事実僕の周りにも、アニマスを見てハマって、気づいたらPS3版で千早をプロデュースしていたという例があったりw
そんな「拡大」の気運と、これまでアイマスニコマスが辿ってきた軌跡をぎゅっと一分に凝縮した珠玉のメモリー。

ドリPらしく、よく出来たパロディなんですよ。完成度めちゃくちゃ高いんですよ。
でもね、そんなこと抜きにしてただただ泣けるんだ。なんでだろうね。

「プロジェクトフェアリー会見」 大佐じゃないよ(投稿者名)

プロジェクトフェアリー会見 ‐ ニコニコ動画(原宿)
プロジェクトフェアリー会見 ‐ ニコニコ動画:GINZA
実にアイドルらしからぬフェアリーの三人の表情と、ちゃっかり最後を持っていく春香さんがたいへんにズルい。

「パンツレスラー会見」というレスリングシリーズで同じネタやってた動画がすごい好きだったので、そのせいもあってついついリピートしてしまうのでありましたとさ。
MMDの変顔ってなんか妙に面白いんだよなあw

765プロのみなさんのおかげです「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」1」 ストラビンスP

765プロのみなさんのおかげです「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」1 ‐ ニコニコ動画(原宿)
765プロのみなさんのおかげです「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」1 ‐ ニコニコ動画:GINZA
あんまり長々書くたぐいの動画でもないのであっさり行きましょう。
とにかく笑ったwwwwwww
僕、元ネタの「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」大好きなんですよ。それにアイマスネタをプラスされたら爆笑するしかないでしょうよw
元ネタに忠実でありながら、ちゃんとアイマス成分を混ぜ込んでいる。それでいてバランス崩壊には至らないという感覚の凄さ。

個人的に一番ツボったのはこれ。これぞ「細かすぎて」の真骨頂!w
そしてなによりいおりんのツッコミマジ最高!!

情熱大陸×菊地真」朗読P

情熱大陸×菊地真 ‐ ニコニコ動画(原宿)
情熱大陸×菊地真 ‐ ニコニコ動画:GINZA
菊地真」というひとりの人間の本質に迫る良質なドキュメンタリー。
男らしさすら感じるまっすぐさ、ストイックさに少女らしい繊細さ、それを兼ね備えた人間味、というのが僕は真の本質だと思うし、僕が彼女をたまらなく愛おしく思ってしまう原因でもあるのだけれど。
特に前半、真の持つカッコ良さやまっすぐさというのが、ボーイッシュな外見や洗練されたダンスだけではなくて、精神的な面、すなわち凛として前を向くその姿勢にあるのだ、ということを提示してみせたのは思わず「おおっ」となった。

そういった本質に切り込むことができるのは、朗読Pの「優しく誠実な観察眼」のなせる技であると思う。動画全体の丁寧な作りも勿論そうだし、映像に合わせる音声の選び方もまた絶妙だ。
以前実際にあってお話させていただいたさいに、「情熱大陸の音声素材(ポッドキャストだったかな?)はほぼ全部揃えている」と伺ったが、そこから最適なものを選び出せる能力というのは対象とするアイドルを丁寧に観察し、本質を見極める「眼」があってこそだろう。

そういうところを抜きにしても、「菊地真」という人間にあらためて惚れ直す理由をまたひとつくれた、というだけでも、少なくとも僕にとってはこの動画は無限大の価値があるといえる。
真は、可愛いとかかっこいいとかを超越して、本当にただただ「素敵」なんだよ。

アイドルマスターは鳴り止まないっ」卓球P

アイドルマスターは鳴り止まないっ ‐ ニコニコ動画(原宿)
アイドルマスターは鳴り止まないっ ‐ ニコニコ動画:GINZA
「20選のエンディングでは確変入る卓球P」の真骨頂。
こんなことを言ったけれど、決して普段がダメってわけでは全然ない。正確に言うならば、「普段の卓球P」と「20選のエンディングの卓球P」ではカラーが違う。
普段の卓球Pの動画は、とにかく楽しいダンスシンクロを、ということを心がけて作っているんだと思う。もちろんそれは見てて最高に楽しい。
だけど一方で20選のエンディングを作る時は、普段卓球Pが内に秘めている「情熱」のようなものが一度に解放されるんじゃないかという気がする。
それは多分、20選が節目のイベントであるということと深く関係していると僕は思う。半年ごとに、ニコマスアイマスに対する「楽しませてくれてありがとう!」という感謝と、「ダイスキダヨー」という愛情を目一杯さらけ出せるイベントだからこそ、自然と卓球Pによるエンディングは熱の入ったものになるんじゃないだろうか。
さらに今回は、卓球Pが主催を務める最後の20選ということも手伝ってか、いつも以上に込められた熱量が大きいように感じた。

その膨大な熱量を受け止めるのに、選ばれた曲が神聖かまってちゃんの「ロックンロールは鳴り止まないっ」なのは意外だったけれど、蓋を開けてみればこれ以上ないベストチョイスだった。
曲の歌詞をたどればそれは明白だ。最初は「よくわからない」存在だったものが、自分にとって「なくてはならない」ものに変わっていた。
些細な事から出会って始まったものが、いつしか自分の一部と言えるまでになった。僕を含めて、アイマスは多くの人にとってそんな存在だと思う。

だからこそこの動画を見て、僕等は心からこう叫べるんだろう。
「「「アイドルマスターは鳴り止まないっ!!」」」

「【Novelsm@ster】 シンデレラの時間 / シンデレラ・ガール Ⅳ」にわP・すさのP

【Novelsm@ster】 シンデレラの時間 / シンデレラ・ガール Ⅳ ‐ ニコニコ動画(原宿)
【Novelsm@ster】 シンデレラの時間 / シンデレラ・ガール Ⅳ ‐ ニコニコ動画:GINZA
2011年前半のアイマスを語る上で、「シンデレラガールズ」の話題は避けては通れないんじゃないだろうか。
実際に人気は凄まじいものがあるし、アイマス人口の拡大に多大な影響を及ぼしていることは間違い無いだろう。

ただ、もともとの素材が限られることもあって、pixivの盛り上がりに比べればニコマスではブームはやや下火、と言った印象。
とは言えノベマスや静止画MADなどが投稿されているわけで、本作はその中でも今期ピカイチにすばらしかった一本。
にわPは渋谷凛をはじめ、多田李衣菜高垣楓を主役に据えてシリーズを展開していて、今はその三人がひとつのユニットを組んで活動しているところまで話が進んでいるのだけれど、この作品はその中の「渋谷凛編」のひとつのクライマックスというべき部分に当たる。

しぶりん(僕はこう呼んでいる)って春香さんとはまた別のベクトルで「ごく普通のJK」って感じがして、そこがすごく好きなんだけど、その普通の感覚を持った子が少しずつ「アイドル」になっていく過程がこのシリーズでは丁寧に描かれている。彼女が体験した初めてのステージを襲ったちょっとしたアクシデントと、ちょっとした奇跡が今回のお話。それはまさに魔法がかかる一瞬、「シンデレラの時間」というべきもの。

未読(とあえて書いたけど、にわPの動画は文章がまず素敵なのだ!)の方は是非シリーズを通して視聴されることを強くオススメしておきたい。
ノベマスを見る時間というのはなかなか取りづらいものだけれど、普通の女の子がアイドルへと変わっていく日々が、とてもとても素敵だから。

「【im@sコラボLIVE】 Eric.W 【765プロ×the band apart】」アゥP

【im@sコラボLIVE】 Eric.W 【765プロ×the band apart】 ‐ ニコニコ動画(原宿)
【im@sコラボLIVE】 Eric.W 【765プロ×the band apart】 ‐ ニコニコ動画:GINZA
僕が個人的に激プッシュしているアゥP、今期もやっぱり20選入り。
前回選んだ時にも書いた気がするけれど、アゥPは常にまっすぐに曲に対して向かっていくその姿勢が素晴らしいと思う。
この人が投入する曲は、僕も好きなバンドのものが多いのだけど(今回のバンアパが正にそう)、いわゆるそのバンドにとっての「キラーチューン」が多い。
そういう曲に対しては気後れしてしまうこともあると思うのだけど、アゥPの動画にはそれがない。つねにまっすぐ曲に向かい合う人なのだと思う。

今回は特に、バンドの実写映像とアイマスのゲーム映像のコラボ、ということでより「真っ向勝負」感が強いように感じる。
でっかいアリーナの対面ステージでバンアパ765プロの面々がそれぞれパフォーマンスを見せている、そんな情景が思い浮かぶ。
可能ならばこの熱狂を同じ空間で共有したいと思ってしまう。そんな力がある。

いやあ、最高!!
このライブ実現したらチケットをころしてでもうばいとって見に行くよ?w

「ドンパチマスター 第5話「みんなとすごす海戦」」 qamm(投稿者名)

ドンパチマスター 第5話「みんなとすごす海戦」 ‐ ニコニコ動画(原宿)
ドンパチマスター 第5話「みんなとすごす海戦」 ‐ ニコニコ動画:GINZA
アニマスの部分部分を「コマンドー」のセリフで置き換えた、ただそれだけのシリーズ。
言葉にするとこれだけで説明がつくんだけども、実物を見るとその破壊力は絶大。
アイドルたちの可愛い声がいきなり玄田哲章とかになるだけで腹筋に悪いのに、セリフのチョイスが絶妙すぎてヤバイ。
特に飲み物出すときにいちいち「ビールでも飲んでリラックスしな」っていうのはアカンw 来るのわかってても吹いてしまうwww
僕はコマンドーシリーズ大好きなので、どのセリフが来るかなあっていうのも大体予想がつくわけなんだけども、それでもやっぱりダメwww
こういうのはお約束と、たまの不意打ちが何よりも楽しいwww 
ぜひこのシリーズは全話完走していただきたい。たとえば20話とかどういうふうにぶっ壊れるのか、私、気になりますw

「Colorful PEPSIM@STER VERSION 12 Colors)」 R(略)P

Colorful PEPSI (M@STER VERSION 12 Colors) ‐ ニコニコ動画(原宿)
Colorful PEPSI (M@STER VERSION 12 Colors) ‐ ニコニコ動画:GINZA
まさしく王の帰還。説明不要。

「【人力VOCALOIDオリジナル曲】スターティアラ (feat.天海春香如月千早)」渡り鳥P・百合根P

【人力VOCALOIDオリジナル曲】スターティアラ (feat.天海春香&如月千早) ‐ ニコニコ動画(原宿)
【人力VOCALOIDオリジナル曲】スターティアラ (feat.天海春香&如月千早) ‐ ニコニコ動画:GINZA
曲も、声も、イラストも、動画も。すべてが手作り。ニコマスにおける「プロデュース」のひとつの到達点とでも言うべきもの。
素晴らしい曲と歌詞、二人の歌い方の癖さえ再現した人力ボカロ、優しい雰囲気のイラストと動画、それらが合わさって素晴らしい世界を見せてくれる一本。
完成に要した作業量と時間を考えるとちょっと眩暈すらしそうになるけども、それすらこの動画の前には忘却の彼方に飛んでしまう。
ただただ愛を、優しさを、ありったけ込めて作ったんだろうなあ、ということがひしひしと伝わってくる。

あと、動画の中の春香と千早の関係性がとてもいいんだよなあ。たぶん今は遠く離れてしまっているんだろうけど、歌は、心は繋がっている。
そういう確信をもって、互いを見つめる暖かな視線が素晴らしい。
じっくりと聞いて、見て、優しさと暖かさが心にじーんと染み渡る感覚に浸れる時間がとても心地よい。
喩えるならば、冬の星空を眺めながら暖かなココアを飲む時のような、そんな感覚。

アイドルマスター 「Loosey」」 怒首領蜂P

アイドルマスター 「Loosey」 ‐ ニコニコ動画(原宿)
アイドルマスター 「Loosey」 ‐ ニコニコ動画:GINZA
「静」と「動」の対比があまりにも見事、かつその切替があまりにも気持ちいいので、見てると思わずひゃっはーってテンションが上がってしまうアッパーなドラッグのような動画。
シンクロがあっている、というのは確かに気持ちがいいもの。それ以上に音の緩急に忠実に動作の緩急を合わせてみせるところとか、通常のステージとそれの切り替えとかが、「視聴者の気持ちよくなるツボ」を計算されつくされた上で作られているような印象。
蜂Pといえばアイマスカパラダイスオーケストラッ↑だが、初見でのインパクトや気持ちよさは、個人的には「ラッ」を上回っているようにさえ感じた。

というかホントに「動画」としての完成度が圧倒的すぎて、スクショを切り取る箇所が見つからない。これはどこか一枚切り出したら絶対に伝わらないたぐいの動画だと思う。クリックして動画を実際に見なければ、この圧倒的な気持ちよさは伝わらないだろう
ゆえに雪歩マジ天使なワンカットでお茶を濁すのだ。

とか言いながら貼ったものの、このカットの繰り返しも蜂Pのこだわりが見られて面白い箇所の一つだと思う。
こだわりと書いたけれど、蜂Pが実にプロフェッショナルだと思うのは、動画それぞれにきちんと一本コンセプトが存在して、それを徹頭徹尾貫いてみせるところではないだろうか。
そういう意味でこの動画は実に蜂Pの蜂Pらしいところが詰まっているような気がする。こだわるがゆえに口を開くとめんどくさい人なのかもしれませんがね…w

とにかくこの動画に関しては、「いいから見ろ」という言葉がしっくり来る。そして思う存分気持ちよくなってほしい。

言峰綺礼のじゅもんをあげるよ feat.高槻やよい」 JJ(投稿者名)

言峰綺礼のじゅもんをあげるよ feat.高槻やよい ‐ ニコニコ動画(原宿)
言峰綺礼のじゅもんをあげるよ feat.高槻やよい ‐ ニコニコ動画:GINZA
20選のラストがこんなのでいいのか、と思ったのだけど、いちおう「投稿日順に並べる」という自分ルールに従うとどうしてもコレになるという不具合。
ほのぼのとした曲と殺伐極まりない映像のミスマッチがあまりにもヤバかったので、初見で腹抱えて大爆笑。
「殺っちゃった☆」じゃねえよw
そして見た瞬間20選入り決定余裕でした。

腹抱えて笑える、というのはこの世でも最上の愉悦の一つではないかな?(無理矢理な締め)