2011年下半期ニコマス20選
というわけで今年もやってきました20選の季節!ハバネロです。
基本レギュレーション
・対象は2011年下半期(7月1日〜12月31日)に公開されたニコマス作品
・自身のセレクトを20作品以内でブログ及びマイリストにて公開
・1Pにつき1作品
※作品と一緒にP名を表記していただけると非常に助かります
――温泉卓球場 2011年下半期ニコマス20選レギュレーション]
今期はアニマス放送に始まり、PS3版アイマス2発売にモバゲーにもアイマス登場と、非常にアイマス世界の「拡大」を実感した半年でありました。
ニコマス的に見ても、ハルカニ、カクテル、VRFともはや毎年の恒例となった大きなイベントが相次いで開催となりました。
そんな激動の2011下半期、僕が選んだ20選はこちらです!
並びは投稿順になっております。
01:【MAD】 アイドルマスター DOWN TOWN / グリフォンP
【MAD】 アイドルマスター DOWN TOWN ‐ ニコニコ動画:GINZA |
グリフォンPはデビューからいきなりスカパラを選んでくるというその本格派っぷりが話題を呼んだ11年デビューPのひとりですが(VRFでの11年デビューPステージは記憶に新しい所)、曲にまっすぐ向き合ってその雰囲気を引き出すことにとても長けているひとではないかと思います。
もうひとつ巧いのがスタートダッシュのかけかた。
わずか二秒、たった二秒で「おおっ」と思わせる演出で引き込んで、そこからダンスでぐいぐい魅せる。
加えて衣装とステージの選択がまた絶妙で、曲の雰囲気にばっちりとハマるんですよね。
シンプルではありますが、ニコマスの動画らしい心地よさが満ちていてとても素敵です。
好きなアーティストの曲でこういう動画が見られる、というのはいつでも、いつまでもニコマス最大の楽しみですね。
02:明日の彼女たちの天気は/七夕P
明日の彼女たちの天気は ‐ ニコニコ動画:GINZA |
この動画の特徴とも言える「お天気」と「気温」の表示。
最初は曇りだったり雨降りだったり雷なってたりとなかなか怪しげなんですが、途中からものの見事に晴れに切り替わっていくんですよね。
「止まない雨はない」って言葉があるけどまさにそのとおりかなーって。
心が荒れる日も、涙が溢れる日もあるけど、ずっと続くわけじゃないよ、きっと晴れるんだよ、っていう暖かなメッセージを感じます。
そして終盤、曲とステージの盛り上がりに合わせて気温が上がっていく演出がまた見事。
投稿されたのがちょうどアニメが始まったころ、また夏のアイマスライブ真っ盛りの頃でもあったことを考えると、あの頃満ちていた「期待感」をはっきりと可視化してくれて、加えて下半期のアイマスの盛り上がりをものの見事に予言してみせるような、そんな動画だったのかなあ、とか。
七夕Pはあの名作「Fix You」に代表されるように、界隈の「時流」を捉えて動画にするのが凄い上手いな、と思います。(そもそもデビューの経緯にしてからがあの「七夕の悲劇」によるものだったことを考えると当然っちゃあ当然?)
しかもそういう動画が「その時」だけじゃなくて後で見返してもやっぱりいい動画だなあ、って思えるのがやっぱり凄い。
03:偶像!ナイトスクープ #02 禁断のカンヅメ!?/井川KP
偶像!ナイトスクープ #02 禁断のカンヅメ!? ‐ ニコニコ動画:GINZA |
僕も毎週金曜日はNRRR聞きながらこれを見るのがお決まりであります。そんな番組をアイマスでやってみよう!というシリーズ。
もともとは嘘m@s4でOPだけが上がってたんですが、それだけに飽きたらずまさかのシリーズ化。今期は#2,3,4の三本が投下されましたが、その中でも特にお気に入りのこちらをチョイス。(律子のガォ〜さんとどっちにするかかなり迷いましたが)
食べ物ネタに安定のお姫ちん、加えて林先生まで登場とかもう両方のファンにとっては嬉しすぎる!お姫ちんと林先生のやり取りがいかにも「らしくて」笑いっぱなしでした。
余談ですが、動画中に登場するスウェーデン人が清水エスパルスのユングベリ選手なのは僕のアイデアによるものだったりしますw
シリーズの続きもすごい楽しみ。早くゆで卵を爆発させる春香さんが見たい。
04:Nicom@sRockFes2011 OP 世界の終わりのファンタジー/エコノミーP
Nicom@sRockFes2011 OP 世界の終わりのファンタジー ‐ ニコニコ動画:GINZA |
すっかり毎年の恒例行事になったNicom@sRockFesのオープニングを飾った動画なんですが、難しいことはほっといて皆で楽しくやろうや!ってストレートなメッセージが全編通して貫かれてて凄く良いと思いました。
ちゃんとジュピターもいるし。
2010年のアレからこっち、ちょいちょい火種がくすぶることもあったりするアイマス界隈ですが、やっぱり「楽しむ」っていう大元にある感情は忘れちゃいかんなあ、と。
この動画に関しては言葉を尽くして語るよりも、みんなで一緒に見て楽しくなっちゃおうぜ!って言う方があってる気がしますね。大好きです。
05:【第7回MMD杯本選】Here It Goes Again (short ver.)/オバンドーP
【第7回MMD杯本選】Here It Goes Again (short ver.) ‐ ニコニコ動画:GINZA |
OkGoによる元々のPVですが、ニコニコでは「アメリカ人に踊らせてみたシリーズ」として大人気、僕も大好きで疑似m@sに使ったこととかあります。
元ネタではオッサン四人がキレキレの動きでダンスを踊っている所がネタとして、あるいはその練習風景のガチさからも人気があるわけですが、それをアイドルの女の子に変えるとあら不思議、とたんに可愛くなっちゃうんですよね。
配役も実に素晴らしくて、ハg……ちょっと額の広い感じの人が伊織だったり、ちょっとどんくさい動きの人が春香さんだったり。
元PVの細かい動き、たとえば一人がちょっとよろけるところなんかも完全再現してます。
あとは元ネタにはないスカートの微妙かつ絶妙なひらっと加減とか、細部まで行き届いたお仕事が元ネタの爽快感と合わさって見ててめっちゃくちゃ楽しい。
何度も見たくなるような面白いものを作るためには、細かい部分まで気を使うことがとても大切だということを思い出させてくれますね。
そんなことどうでもよくなるくらい可愛くて楽しいんですけどね!
06:アイドルマスター2 真 「裸のままで」/カイロさん
アイドルマスター2 真 「裸のままで」 ‐ ニコニコ動画:GINZA |
処女作から元PVとのコラボレーションという変化球を放り投げてくるあたり、なかなか曲者の匂いが強い新人さんではありますが、このチョイスはある意味では非常にストレートとも言える気がします。。
スピッツの歌いあげるどこかピュアな歌詞は、真に向ける僕らの思いとかぶる所もなんだかんだであるのではないかと思うわけで。
カイロさんは他にも「夜と虹色」などクセはあれども面白い着想と選曲で動画をつくっているので、これからどういう方向に向かっていくのかがとても楽しみなPさんのひとりであります。
とりあえず僕も真をガン見したく候。
07:スーパースター・デクレッシェンド/覆面作家P・胸厚P
スーパースター・デクレッシェンド ‐ ニコニコ動画:GINZA |
ひとつの物語としての評価は後編まで合わせて、ってことになりますが、二十選のチョイスとしては選曲的な意味でこちらを選ばせて頂きました。
前置きはこのへんにするとして、やっぱりこの動画のセールスポイントは一見淡々としていながらも音楽と併せて感情を揺さぶってくる文章運びにあるかと思います。
雪歩と千早がそれぞれお互い幼少の頃から唯一の友人同士で、っていう設定も凄く良くて、どこか孤独を抱えているこの二人がもし早い段階で出会っていたらたしかに親友になりそうな感じがして、無理がないです。
ストリートミュージシャンからロックシンガーとして成功した千早の挫折を描く前編と、それを救うために恥ずかしさを振り切り仲間を得て歌い始める雪歩を軸に据えた後編に別れているんですが、圧巻はやはり後半の展開。うつむきながらも歌い続けた雪歩が千早を救うために実力行使に打って出る場面は涙なしでは見られません。
ELLEGARDEN、tacica、ストレイテナー、UNISON SQUARE GARDENといったBGMの選曲もすごく好きです。普段あんまりノベマスは見ない人なんですが、この人の短編シリーズはすごく僕と波長が合いますね。
今年も新作を楽しみに待っています。
08:アイドルマスター2 遠慮したいの/ブラッキーP
アイドルマスター2 遠慮したいの ‐ ニコニコ動画:GINZA |
けいおんのエンディングはどれもこれも名曲揃いですが、その中でひとつ選べと言われたらやっぱり「NO, Thank You!」を選ばざるをえない。
そんな名曲に貴音さんが負けてないし、そのカッコ良さを最大限に動画に落とし込んでいる、これはスゴイですよ。
特にこの曲はイントロ途中やBメロ手前、Cメロあたりでぐぐっと緩急が切り替わるのがカッコイイんですが、それをきちんと動画にしてるのがやっぱりいいですね。お姫ちんのきりりとした視線も実に素晴らしい。
あと声のシンクロが素晴らしい。特にCメロの高音部はほんとに貴音さんが(というかはらみーが?)歌ってるように聞こえる!
声質つながりの組み合わせとしては「宇多田真」なんかが有名ですが、「日笠貴音」も流行りゃせんかなあ、と日笠ファンの私は思うのでした。
この組み合わせでなんか作りたいぞ!
09:↖↖↖↖↖↖↗↗↗↗↗↗↗/ごまP
↖↖↖↖↖↖↗↗↗↗↗↗↗ ‐ ニコニコ動画:GINZA |
何気ない瞬間にふとざわめいた感情が、目を閉じた時に見えた夢のカタチが、彼女達を、そして僕達を未来に向けて動かし続けるんだ。
たった一分半のなかに、熱くまっすぐな思いがこれでもか、というくらいに込められています。
今あらためて言葉を並べようとしても、けっきょくは「すげーいい!!」としかできない自分がもどかしい。
ここにはリアルと夢と永遠と今と幻想の、すべてがあります。
10:「iM@S KAKU-tail Party 6」 6th night Eより「アイドル:伊織 テーマ:電話」/ M@co.jP
「iM@S KAKU-tail Party 6」 6th night E ‐ ニコニコ動画:GINZA |
まず第一に選曲がズルイ。Secret Baseとかアカンて。世代直撃だから泣くに決まってるじゃないですかやだ。
第二にやよいおりなのがズルイ。十年経って、アイドルやめていく子もいる中でアイドルとして立ち続ける伊織と、結婚という幸せを選んで去っていったやよいとの対比がもうズルイ。
それでも、親友同士の絆は変わらないし、お互いがお互いの幸せを一番に祝ってあげられる関係にあるってことがもうなんか嬉しくて。
「違う道を歩んでも変わらない関係性」っていうものは、前に進みながらも大事なモノはちゃんとここに置いてあるよ、っていう安心感があってたまらないのです。
単純にいちニコマスPとしても、アイドルたちの「未来」を描けるっていうのはすごいなーって思います。昔、とあるPが「アイドルたちはただのキャラクターじゃなくて、たとえば春香なら十六年生きてきた人間だから、その十六年を無駄にしないように見せたい」って言ってたのを覚えてますが、彼女達の過去と今、そしてさらにその先をここまで美しく描かれるともう泣くしかないじゃないのよ。もし単品が来る予定があるなら末永くお待ちしております。
11:【アイドルマスター】夢路/少年P
【アイドルマスター】夢路 ‐ ニコニコ動画:GINZA |
僕も参加していたカクテル6での公開作品ですが、実は僕自身も動画を製作する段階で、この曲―nano.RIPEの「夢路」を制作候補に入れてたのです。
結局紆余曲折を経て没になり、全然別の曲で動画作って出すことになったわけですが、奇しくも同じカクテルという場所で、僕が作ろうとしていた曲で素晴らしい動画を見せてもらいました。
この曲は別れの歌でありながらも、一方で未来をまっすぐ見据えた思いを描いた歌でもあります。少年Pの優しく、そしてまっすぐにアイドルと向き合って美麗な世界を描き出すその視点が、この曲に合わないわけがないじゃないですか。
ワンシーンワンシーン、丁寧に切り取られた春香の表情が美しい思い出となって流れていく情景には、作り手の愛情がぎゅーっとこもっているきがします。
さよならは終わりじゃなくて、また新たな始まりでもある。そんな言葉を思い出しました。
12:【コマンドー】READY!!【アイドルマスター】/e4syojiさん
【コマンドー】READY!!【アイドルマスター】 ‐ ニコニコ動画:GINZA |
動画のゴリ押し具合とタグの完成度の高さに腹筋がやられました。
勝てるかこんなもんwwwwwwww
13:ボクらの歴史/囁雨P
ボクらの歴史 ‐ ニコニコ動画:GINZA |
というのはまあ大げさかもしれませんが、詐胸疑惑に始まりぼっち疑惑浮上、さらにアホキャラで定着したり我那覇くんBBシリーズという(面白いけど)よく分からんモノの餌食になったり、アニメのお当番回が完全に動物回になったりとキャラクターとして愛されているのは確かながら、どうもまっすぐなとは言いがたい方向に向かっていたような気がしますw
そんな中、我那覇響にまっすぐ向かい合った動画の一つがこちら。
決して響は一人なんかじゃ、ぼっちなんかじゃないのです。周りには動物たちがいて、765プロの皆がいて。
だからこそ彼女は馬鹿正直なまでに真っ直ぐに走っていけるのです。
そんな「当たり前」を温かみのある筆致で余すところ無く描き上げた傑作だと思います。サビの歌詞に合わせたキャラクターとシーンのチョイスがまた最高なんだこれ。
14:【萩原 雪歩】Erasing your memory【WRONG SCALE】/アゥP
【萩原 雪歩】Erasing your memory【WRONG SCALE】 ‐ ニコニコ動画:GINZA |
エルレの「Salamander」だったりテナーの「BERSERKER TUNE」だったりと、邦楽ロックを代表するアーティストのいわゆるキラーチューンを遠慮会釈無く突っ込んでくるその度胸と、名曲のエッセンスを損なわずに動画にするその手腕は僕みたいな人にとってはうらやましい限り。
選ぶにあたってどれ持ってくるかかなり悩んだんですが、同曲でとらドラ!の傑作MADが作られているロンスケをチョイスさせていただきました。
こういう曲には雪歩が合いますね、と投コメでご本人が言われてる通りに、ほんともうどんぴしゃりの選曲なんですよ!
雪歩はどっちかというと気弱なイメージが先立ちますが(アニマスの三話とかひどかったw)、プロデュースを進めていくにつれて気弱ながらも一本芯の通った強さのようなものが見えてくるキャラクターでもあります。そしてとても心優しい子でもあります。
そんな彼女が大切な人との「別れ」に際して何を伝えるだろう、って考えたらこの曲みたいに、相手への感謝と、相手の幸せを祈るんじゃないかなあと思うわけで。
とても「雪歩らしさ」があふれたいい動画じゃないでしょうか。別れの曲なのに湿っぽさよりも彼女の優しさが感じられて、暖かさと切なさが心を満たします。
この人もこれからどんな動画を作っていくかがめちゃくちゃ楽しみですね。12年に大ブレイクする可能性を秘めているんじゃないかな?
15:「アイマス」第2クールOPを野球選手名で歌ってみた/コスケさん
「アイマス」第2クールOPを野球選手名で歌ってみた ‐ ニコニコ動画:GINZA |
メジャーどころからマイナーまで選手を新旧取り混ぜて「それっぽく聞こえる」歌詞に再構成するその能力はいったいなんなんだ……
自分野球ファンなのでそれだけでなんか笑いがこみ上げるんですが、動画のクオリティも粗さと丁寧さの絶妙なラインを点いていてそれがまたいい味出してるんですよね。最高ですわ。
16:アイドルマスター Anything Goes!/takasiP
アイドルマスター Anything Goes! ‐ ニコニコ動画:GINZA |
仮面ライダー大好きだしオーズは平成でも屈指の面白さだったし、もちろん曲すげーいいしシーンの選び方も最高だし。
そしてコメントの訓練されてる感も最高に素晴らしい。
正統派アニメMADなんだけど、もちろんちゃんと「アイマスの動画」になってるのが素晴らしくてですね。Cメロ以降の展開は思わず涙が。
動画のそこここにアイマスらしい「熱さ」が溢れてて、たまらない気持ちになっちゃいます。
素晴らしい動画の誕生に、HAPPY BIRTHDAY!!!!!
17:アイドルマスター 「HOTDOG」/FRISKP
アイドルマスター 「HOTDOG」 ‐ ニコニコ動画:GINZA |
さすがFRISKP、その高度な技術と手間を厭わない丁寧さに裏打ちされた再現度の高さは折り紙つきでございました。
だがしかしこの動画に関しては、いや、FRSIKPのどの動画に関してもそうだけど、そういうテクニックの部分に「すごい」って感動するよりも、「楽しいぜヒャッハアアアアアア!!」って感情のほうが上を行っちゃうんですね……。
ニコマスには技術すごい人もいっぱいいるし、楽しい動画を作れる人ももちろんいっぱいいるわけですが、その両方を兼ね備えている辺りがFRISKPの凄さなのかなあ、と。ホントに見たかったものを最高の再現度と最高のテンションで見せてくれました。ありがとう!!
18:アイドルマスター『ワンダーフォーゲル』(真 雪歩)/うしわかP
アイドルマスター『ワンダーフォーゲル』(真 雪歩) ‐ ニコニコ動画:GINZA |
くるり×雪歩×真×ラフタイムスクール×うしわかP=∞。
もうそれ以外言うことなんかないですねこれ。最高過ぎます。
うしわカラーはやや抑えめながら、ステージとラフタイムスクール、そして時々挟まれるエフェクトの青色がとてもとても美しい。
ダンスの合わせ方も独特で、跳ねるようなダンス(おそらくHHbとハンバーガーかな?)とスローの組み合わせの緩急が素晴らしい。
夏空の下、野外ステージで聞いたいつかのワンダーフォーゲルを思い出しました。
19:ふゆのぱんださんまつり/crongP
ふゆのぱんださんまつり ‐ ニコニコ動画:GINZA |
もともとノリがいい曲が多いドーパンをノンストップのメドレーに仕立て上げ、ずっと踊り続けるアイドルたち。
こんなもん見てて楽しくならねえ訳がねえ!!最初から最後までアガりっぱなしでした。
皆さんどうぞご一緒に、どーぴんぱーん!!
20:アイドルマスター2 伊織、またまた暴れだす。/赤ペンP
アイドルマスター2 伊織、またまた暴れだす。 ‐ ニコニコ動画:GINZA |
アイマスで伊織でウルフルズの暴れ出す、といえば勿論メイPのあの名作が浮かんでくるわけですが、それに2nd Visonにおける解釈を加えて真っ向勝負をいどんだ赤ペンP。その姿は、動画の中の伊織そのもの、と言ってもいいかも知れません。
メイPの動画では、傷付きながらもやよいに支えられて二人で戦っていく伊織の姿が印象的でしたが、今回はお互いユニットのセンターとなり、親友の間柄ながらお互い追いつ追われつのガチバトルを見せてくれます。
アイマス2のゲーム本編をプレイした人ならばもちろんご存知だとは思いますが、伊織率いる竜宮小町は最初こそプレイヤーの壁として立ちはだかりますが、プレイヤーに敗北し、ジュピターに敗北しあげくチャートの下層をさまようという、「もうちょっとなんとかならんかったんかい!」みたいな状況に転落してしまいます。
アレさえなければ……という声は多くのPが漏らしてたところで、それを表しているかのように、竜宮小町をメインに据えた動画は数多く投稿されました。
そんな声が届いたのか、PS3版では追加の番外シナリオというかたちで竜宮小町の再起が描かれました。それがこの動画のクライマックスを支える素材にもなっています。
しかしながら、やっぱり一番悔しかったのは伊織本人だったろうなーと思うわけで。
765プロの中ではうちの嫁(真)と並ぶくらいの負けず嫌いな彼女、親友たるやよいが彼女の背中に追いついて追い越していく様子はうれしくもあり、一方で悔しさも抱えていたに違いないと思うのです。
そんな悔しさをガァーーーーーッと一気に吐き出して、それをバネにして再起していく彼女の姿を、僕はとても眩しく感じるのです。えーと、デコの話じゃないですよ?(念のため)
赤ペンPご自身も、メイPには大きな影響を受けただろうし、内心ライバル心もメラメラと燃やしていたのではないでしょうか。そんな作り手の思いと、伊織の思い。それがシンクロして素晴らしい作品を見ることが出来ました。
自らの心ごと、魂ごとアイドルに込めるような、そういう動画はやっぱり心が動かされて仕方ないです。
サムネ一選:アニメ版アイマス第4話のおまいらがほぼコブラだった件について/3倍録画P
アニメ版アイマス第4話のおまいらがほぼコブラだった件について ‐ ニコニコ動画:GINZA |