桜蘭高校ホスト部、ついに完結。
好きなタイプは「男装が似合う女の子」。ハバネロです。
ということで、僕をそんな性癖にさせてしまった原因のひとつとでもいうべき作品、「桜蘭高校ホスト部」がついに完結巻発売、となりました。
- 作者: 葉鳥ビスコ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2011/04/05
- メディア: コミック
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しばらく続いていた須王家の問題と環の将来をめぐるシリアス展開もついに決着し、最終巻となる今回は、実にいつもどおりのホスト部の光景が展開して、ニヤニヤしたり爆笑したりで非常に楽しく読めました。
「お金をバカみたいに使って、バカみたいなアイデアを実現して、しかしあくまでも誠実に事件を大団円に導く」というホスト部の(というか環の)スタンスがめちゃくちゃ好きで、最終巻でそれが見られたっていうのがファンとしてはかなり嬉しかったポイントだったりします。
ラストの締め方も非常に「らしい」というか、爽やかで好感触。
この作品、登場人物のほとんどは超セレブなわけで、庶民である(だいたいそうだよね?)僕たち読者からしたら雲の上の存在っぽい感触がするんですが、「セレブ的な悩み」(たとえば家の話とか)と「高校生らしい等身大の悩み」(将来の進路とか)の絡め方・描き方のバランスが凄く良いものに仕上がっていて、それは最後まで健在だったのも嬉しいですね。
あと特別編の髪がちょっと伸びたハルヒが殺人的に可愛い。
こう、イケメン成分を含む女子がちょっと可愛くなった感じって殺人的にヤバいと思うんですよ。
アイマス2の真とかしかり。
話がそれはじめたのでそろそろ締めます。
06年のアニメ化をきっかけに、以来、長いこと追いかけてきた作品でしたが非常に満足のいくラストでした。
……あと、個人的には、おまけページの未来予想図とかが大変ツボだったのでそのへんも漫画に起こしてくれたら泣いて喜ぶとおもいますがw