同人誌『マインドマップで語る物語の物語(1)』告知動画を担当しました

相変わらずクソ暑い日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
近況としては、実家の部屋にエアコンが付きました。
ミリシタの百合子ガシャを回すのを我慢して設置したのですが、当初は「一階に室外機置かないとダメ」みたいな話だったのが「よく見たら二階のベランダに置けるじゃん!」という話になり、工事費用が二万ほど浮きました。
「だったら百合子ガシャもうちょっと回せたじゃん!!」と思ってしまったのは内緒。
あと、心療内科行ったらカウンセラーの先生に「起業したら?」みたいなことを言われました。
ラーメン屋の二階で探偵でもやるしかないのかもしれません。
「探偵ではなくニート探偵だ。調布と田園調布くらい違うから覚えておきたまえ」

さて、そんな冗談はさておき、夏コミで頒布される同人誌の告知動画を製作しました。

7月の下旬にいきなり敷居さんから「相談があるんだけど」と飛んできて「金なら貸せませんよ」と思っていたら飛んできたのがこの動画の製作依頼だったというオチ。
d.hatena.ne.jp
ここにも書かれてる通り、本が刷り上がってから動画の依頼が飛んでくるという状況、ぶっちゃけ知り合いじゃなかったら「ほ???」って顔してたのが目に見えますね。
ただそこは天才動画製作者たる私、必要な素材をその日のうちに揃えて、協議の上BGMを翌日に決め、4日ぐらい何もせずサボった後3日で動画を完成させました。サボるフェイズは必要だったのか。

と、まぁそんな感じでできておりますが、本の中身はかなり面白かったので制作にも気合が入りました。
コンセプトは動画にも載せたとおり、「戦後日本のアニメ、漫画、特撮の魅力と歴史上の位置付けを全9章に渡って語り尽くす」という壮大なもの。アニメ評論とかも書いたことある人間だし、創作も齧っているので刺さる刺さる。一巻となる今回は第一章と第二章を収録していますが、この時点ですでにだいぶ面白いです。
スタッフ兼いち読者として、ぜひ最後まで本の形で読みたいと切に願っておりますので、興味のある方はぜひお買い求めください。一巻が売れたら続きが作れる、とのことなので!
サークルスペースは夏コミ3日目東館ト‐58b「物語三昧」です。
ぶっちゃけ僕が告知動画担当したんだから売れないと許さねえ!!

というわけで台風も近づいておりますがコミケ行く方はどうぞよろしくヒヤシンス。
僕はこの暑さでコミケ行く元気はないので自宅警備です!!

2018年上半期ニコマス20選

気づいたら7月がもう終わろうとしている。
だらけきった夏休みを享受していたらなんか色々テンションが下がってきたのでここから生産性を上げていくぜ!
というわけで滑り込みで20選を選出しました。本当は選評とかもっとガッツリ書きたいんですけど泣く泣く割愛。
時間が出来た結果mやりたいことが交通渋滞を起こしてしまっているのでな……

基本レギュレーション
・対象動画から20作品以内でセレクトしてブログやマイリスト等で公開
・作者1人つき1作品まで(1P1作。合作・別名義については別カウント)
・選考基準はフリー(お気に入り・埋もれ発掘・テーマに沿って等何でもオッケー)
・※選んだ作品にP名あるいは制作者名を添えていただけると集計作業の際に非常に助かります。

01:【ミリオンBC】歌う、歌う、歌う、【静止画MAD】/ クリフP


選曲と題材の選び方がバッチリ過ぎて死んだ。

02:【五十嵐響子】憂鬱食健康療法の勧め【R@ndom Scout vol.2】/ 阿羅他P


この曲と響子ちゃんの組み合わせ、発想としてはあるあるだけれどうまく結びつけて形にしたのがすごい。

03:アオゾラ 【鷹城恭二誕生祭】 / 森永_(´ω`_U⌒)ノ さん


一年一度のお楽しみ、森永さんの恭二動画。

04:【二宮飛鳥誕生祭】自由の旗 / もじさんP


今のニコマスが詰まってる動画だと思います。

05:【SideM合作】ST@RTING LINE MEDLEY / 合作


みんなで頑張りました。

06:ローリング△EDF! / さつ@BSC Craft さん


この動画のせいでローリング△さんかく聞くとEDFの幻聴がするようになりました。訴訟。

07:【MAD】ナナオミラクル【七尾百合子誕生祭'18】 / ナギ さん


選曲がバッチリドンピシャ過ぎて死ぬ。みんなも『水彩~aquaveil~』を聞こう。

08:flashback films / サトウくんP


上がったタイミング×サトウくんP×andoropとかいう、全部僕に刺さる特攻ぶっぱなしてくんのやめてほしい。

09:blooming / うしわかP


同じ曲で作ってここまで凄いの持ってこられたら、もう「負けました」としか。

10:[MAD] 37 [ミリオンライブ] / ゆっぴP


ミリオンライブとかアイマスとかいうくくりすら通り越して、ゆっぴさんの動画は静止画MADの最新形に至ったと思います。好き。

11:【五十嵐響子】きょうさきラビューラビュー【吉岡沙紀】/ バチ さん


ポルノのラビュー・ラビューが似あう女の子が好きです。

12:【MAD】THE@TER "MINIMUM" DREAMERS【ミリオンライブ!LTD全曲メドレー】 / CYANGE さん


一瞬に込められたセンスと輝き。

13:ほたるです。 / あおうさぎP


笑えるんだけど、元ネタが全部ゲーム中にあって、その愛に震える。

14:【シャニマスMAD】凛凛凛世 / ONGN さん


この発想はあった。

15:【シャニマス】水平線の向こうまで【OP風MAD】 / てつ(XIAO) さん


いきなりシャニマスでこんな凄いのぶっこんでこられたら死ぬしかない。責任をとって解説記事を上げてください(謎のプレッシャー)

16:【MAD】心の住所:【田中摩美々】 / 明P


再生一桁足りなくないですかこれ。はちゃめちゃに良いです。好き。

17:【矢島美容室】ニホンノミカタ-ネバダカラキマシタ-【feat白石紬】 / 兄裸P


笑えてシンクロに唸って楽しくなって。何から何まで完璧なんだよなあ。

18:チョコレイト・ミチコ / CMR さん


リズミカルな中にねっとりとはさまれる「みちこ」が好きです。

19:【少年よ我に帰れ】緒方智絵理 / 腎臓P


シャフト作品とか原典たる「輪るピングドラム」とか、そういうオブジェクトや幻想的なカットで見せる悪夢的な風景が好き。

20:アイドルマスター 「咲くは浮世のそち花火」 / hitonariP


「上しゃま」のタグを見た瞬間に首が飛びました。

流星群合作、参加しました。

39度のとろけそうな日が連日続いており、炎天下で悪夢ばかりのプレイボールな日々ですがいかがお過ごしでしょうか。


さて、参加したニコニコ動画流星群合作がつい昨日公開になりました。平日深夜にアップロードされたにもかかわらず、すでに1万再生を突破してぐいんぐいん数字が回っておりますね。やはり多くのニコニコ動画視聴者にとって流星群というのは特別なんだなあと思った次第。
そんな合作ですが、今回私は「雪、無音、窓辺にて。」と「きしめん/ケロ⑨destiny」を担当させていただきました。

■担当パートその1:雪、無音、窓辺にて。

公開10日前の時点で進捗ほぼ0%でした。
言い訳をするのはどうかと思うんですが、だいたい原因はMS合作と並行していたことと、仕事がクソみたいにしんどかったことにあります。そんなこんなで着手が遅れに遅れてしまいました。
核になるアイデアも二転三転。当初このパートが割り当てられたときは「長門有希文学少女だから百合子で作ればええやろ」と大変気楽に構えていたのですが、ミリシタでEScapeのイベントが来た時には「真壁くんメインでEScapeで作ればよいのではないか?」と思い直し、それで行くつもり満々でした。

しかしメドレーの音源を開いたときにとんでもない落とし穴が。
実は私、涼宮ハルヒはかなり大好きな作品で「雪、無音、窓辺にて。」も一時期かなり愛聴していました。なのでそのイメージが強く、「デジタルで図形を駆使しまくった演出でカッコいいの作るか!」と考えていたのです。
ところがメドレーの方はかなりスローテンポに仕上がっており、考えていた演出プランがすべて水泡に帰しました。この時点で公開10日前。
うわああああああマジどうすんだこれええええええ!?(発狂寸前)
用意していたプランが瓦解するのは想定の範囲外だったのでかなり焦りました。もうこれは主催に土下座しかない……と思った矢先光明が。
「凛世!!!!!!!!!!!」
少女漫画を読んでいるカードがあるので、冒頭の歌詞にピッタリ。そしてどこか非現実的なふわっとした雰囲気も曲と合う。これしかねえ!
……ということで猛烈な勢いで製作開始。
放課後クライマックスガールズのノリとSOS団のノリを重ね合わせて、凛世がそこで紡がれた思い出と、プロデューサーへの想いを綴るような構成にしました。
動画に登場する和歌は、朝の挨拶で凛世が下の句をつぶやいているので採用しました。小野小町の有名な歌ですが、最近では「君の名は。」にも登場しましたね。
凛世ってどこか自分の感情を表に出さない部分があるので、「禁じられたワード」という歌詞の解釈として「夢」を持ってきた感じです。
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あとこのカットはかなり綺麗に出来て、かつ凛世の幻想的な雰囲気をうまく出せたのでお気に入りです。
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突貫工事でなければもう少し色々凝れたのかもしれませんが、限られた時間の中で(限られた時間になったのは自業自得とも言えるのですが)やれることは最大限やれたかな、と思います。結果的にシャニマスメインのパートを増やせたので、合作をバラエティに富んだものにする手助けが出来たのではないでしょうか。
とりあえず音源は早めに確認するクセをつけることと、合作や企画は並行して参加するのを控えようと思いました。

■担当パートその2:きしめん/ケロ⑨destiny

こちらは対照的に、びっくりするくらいスムーズに進みました。
なんせほぼ一日で作業が終わったので。

パートが割り当てられた時点で、「きしめん」のパロを主軸にやることは決まっていたので、あとはそれを愚直にトレースするのみ。
それ自体はさほど難易度の高いものではありませんでした。こちとら静止画MADを足掛け四年も作っているので、そこで覚えた基本のテクニックを応用するだけでパロディは完成。
時間がかかったのはロゴの作成ぐらいでしょうか?いい感じのフォントがなかったので、Illustratorで角丸長方形を組み合わせてそれっぽいのを作りました。あとは未来ちゃんへのリスペクトを込めて、元のロゴで黒猫のイラストが置かれているところはスイッチを配置しました。リボンの部分はきしめんロゴパロディのイラレデータを配布しているサイトがあったので使わせてもらいました。
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あの頃は神様のように見えた数々のきしめんパロも、年月による環境の変化と自身の向上があれば手の内にできるということは、なかなかおもしろい経験でした。個人的にはとても良く出来たと思います。

あとはケロ⑨destinyの要素をどうするか、という問題だけ。ぶっちゃけきしめんがかなり完成度高く出来たので、そっちはいっそオミットしてしまっても良いかな、と思ったんですが「なかったらないで文句言うやつが出そう……」という大変ネガティブな感情からなんとかしようと決意。
ここではミリシタのエイプリルフールの素材と、流星群の元曲再現動画が役に立ってくれました。

ぶっちゃけこの動画の該当パートを完コピした格好です。
元動画のカエルとか諏訪子とかのところに、エイプリルフール企画の立ち絵をうまいこと配置してそれっぽい感じに。
地味にぺん吉とチュパカブラの差分を作ったりしていますが、手足の動きを一枚ずつ追加しただけなのでそこまでの手間ではなく。
流石に10年も動画作ってると、「どうやったら手数をかけずにそれっぽく見せるか」という悪知恵だけはきちんと蓄積されていくのですね……(どうなんだそれは)


さて、今回は本当に時間ギリギリの中での制作になってしまい、主催の直井さんにはめちゃくちゃ迷惑をかけてしまいました。
流星群の投稿から10年……ということで自分自身の衰えみたいなものも実感したというか、当時大学生だった頃と同じノリと勢いで動画作ってると死ぬな、というか。
一方で、懐かしさすら覚える曲を今の技術で作る、という試みは大変面白いものでした。流星群が上がった当時はPデビュー間もない頃で、本当に技術も何もない身で企画や合作に呼ばれるわけもなく、それを指をくわえて眺めるばかりだった私が、今こうして合作にお呼ばれして参加させてもらえるというのは幸せ以外の何物でもありません。10年動画をやってきたことというのは決して無駄ではなかったし、そこで得たものもたくさんあったのだな、ということを改めて感じました。
ぶっちゃけ10年で磨き上げられたのは細かい作業を諦めない根性と、それっぽく見せる詐欺のテクニックみたいな薄っぺらさなのがどうにもアレですが……w
これからも、ニコマスニコニコ動画が、僕らの楽しい遊び場でありつづけますように。そんなことを願いながら結びとしたいと思います。

企画モノはとりあえずしばらくお休みだよ、と思っていたら飛び込みで夏コミの同人誌の告知を作って欲しいと言われてあたふたしている現場からは以上です。

7/20 The World's on Fire

暑い日々が続く。
というかもう熱いとしかいいようがない。
もはや日本列島全土が炎に包まれているがごとくであり、「灼熱猛暑列島 ニッポンポン」って書いたら途端にFGO特異点みたいになってくる。

FGOといえば、第二部第二章が先日配信となったわけだが今日クリアした。
ナポレオンが本当にやばいキャラでやばかった(語彙力)。
登場シーンからもうはちゃめちゃにカッコいいしその後も徹頭徹尾カッコいいし退場するところまではちゃめちゃにカッコいい。
あまりにカッコよかったので登場シーンを読み終えたあとおもむろにガチャを回したら呼符一発で召喚できた。震えた。
たぶん聖杯も突っ込むと思う。型月との付き合いももはや10年以上になるけれど、男キャラでここまで刺さったのはイスカンダル以来の衝撃。私はついに己が仕えるべき王を見つけ出すことが出来たのかもしれない……(?)

なおそのぶんガチャ運はFGOに吸い取られたらしく、デレステで恒常二周目のトップバッターを切った響子ちゃんも、満を持してシャニマスで実装されたSSR水着夏葉さんも、今これを書いている時点では引けていない。
今年もガチャを回しながら過ごす夏になりそう。

炎、といえばジュラシックワールド 炎の王国」も鑑賞してきた。
前作に引き続きクリス・プラット演じるオーウェンの頼れる男っぷりと、ベロキラプトルのブルーのツンデレヒロインぶりが光る。
ジェフ・ゴールドブラム演じるマルカム博士の登場も嬉しい。
また今回は衝撃的な結末が待っており、見終わったあと「これもう新たなバースの幕開けじゃん……」としばし呆然としていた。
しかしまぁ、このシリーズは本当に観る者の期待を裏切らない。悪いことするやつは絶対に恐竜に食われるし、子供は絶対に生き残る。そうして見ていて思ったのは、この作品の「予見させる力」の凄さである。
あっと驚く伏線はほとんどなく、「何が起こるか」というのはだいたいわかってしまうのだ。金を出してくる人間にはだいたい裏があるし、後ろを見るとだいたい恐竜が迫ってくる。インドラプトルとの戦いの結末についても、結果をもたらすものの存在は非常に印象的に描かれており、納得感がある。
「何が起こるか」は予見させた上で、それが「いつ起こるか」をドキドキして待たせる、これは本当に一級のエンタメテクニックである。

あとまあとにかくブルーが可愛いのである。映像記録で登場するちびブルーの可愛さは異常。
そんでもって彼女(ご存知のかたも多いと思うがブルーはメスだ)は非常に弁えたヒロインである。オーウェンに信頼を寄せながらも、人間と恐竜という相容れない存在であることをどこか理解しているような振る舞いがたいへんに健気。片方が人外なバディが大好きな人間にはたまらない映画だった。

7/18 31字のラブレター

こんな夢を見た。
理髪店(美容院ではない。トリコロールのあのポールがくるくる回る昔ながらの理髪店である。散髪屋と言っても良い)の娘(CV:石原夏織)がある日、家業の手伝いをしていると、髪の美しい見慣れない美人(CV:坂本真綾)が来店する。
彼女のシャンプーを手伝った少女は、その美しさに魅了される。後日、その美人は少女の通う学校に国語教師として赴任する。
その趣味が俳句だと知った少女は、先生にお近づきになるために、彼女の指南を受け俳句を勉強し始めるというストーリーだった。
なんか青春の色が濃い百合アニメを観客としてみている感じで、屋上で先生と友人二名と一緒に俳句の指南を受けている映像がありありと見えていた。
こんな面白い話、なんらかの方法で形にしたいと思うのだが、まずは俳句について勉強しなければならず、オンバトの辛口批評で有名な夏井先生のご著作でも読んでみようかと考えている。あと百合作品を出しても通るような小説の新人賞ってどっかにあるだろうか。識者の皆様のコメントをお待ちしています。


……気づいたらワールドカップはフランスの優勝で幕を閉じ、そしてここ数ヶ月私を悩ませていた某流星群合作の進捗もなんとか片付いた。実質この四日ほどでゼイゼイ言いながら形にした格好で、17日の朝に天啓を受けていなければ今もまだ完成していなかった可能性が高い。
まあそんなグチャグチャの状況ではあるが、面白いものができたとは思うので25日の公開を楽しみにしていただければ。

明日は心療内科へ行く。
もう本気で今の職場にこれ以上居続けられる精神力は持ち合わせていないので、なんとか脱出する算段を確保する道標が出来れば良いのだけれど。
こういう事を言うと怒られるかもしれないが、いまさら履歴書に空白があくことはもう全然どうでもいいし、とにかく苦しみから抜け出せるならなんでもするわ、そう、何でも!という気持ち。
本当にどうにもならなかったら明智光秀ばりに職場に火を放つかもしれないので、なんかその手の放火事件とかあったらアイツついに駄目だったか、と思ってくれたら良いと思う。

7/12 消えぬ炎のモドリッチ

最近絶賛寝不足中である。理由は簡単、だいたいワールドカップのせい。
昨日今日と準決勝の二試合が行われたが、いずれ劣らない名勝負揃いで、仕事がないのをいいことに試合見たあとはアホみたいに寝ていた。

中でも今大会注目なのは、三戦連続の延長を制し、初の決勝に進んだクロアチアだろうか。
ベスト16ではデンマークPK戦までもつれ込みこれを制し、続く準々決勝では今大会のダークホースとして上がってきたロシアと真っ向勝負、こちらもPKまでもつれ込んだ死闘の末にベスト4進出を決めた。
そして迎えた準決勝、若さと勢いのあるイングランドを相手に、先制されながらも無尽蔵とも思えるスタミナで追いつき、ついでに延長を制しファイナルへの切符をもぎ取った。

スポーツ漫画みたいな展開だが、こういうフィクションを超越した現実が時として展開するからサッカー観戦はやめられない。
ドイツ、スペイン、アルゼンチンといった強豪の影に隠れながらも、豊富な運動量とテクニックで中盤をコントロールするモドリッチをはじめ、準決勝で決勝弾を叩き込んだマンジュキッチやサイドを爆走するペリシッチ、負傷してもなおPKを止めたキーパーのスバシッチなど、実は参加国のなかでも有数のタレントを揃えているのが今回のクロアチア
三戦連続の延長を戦い、他国より一試合余分にプレーしている計算でもはや満身創痍だろうが、そのファイティングスピリッツは決勝でも僕たちを熱くさせてくれることを期待してやまない。
なにしろクロアチア代表の愛称はヴァトレニ――彼の国の言葉で「炎」を意味するのだから。
その炎が老獪な守備を敷くフランスを焼き尽くすのか、はたまたレ・ブルーの波濤がクロアチアの炎を消し去ってしまうのか、決勝が楽しみでならない。


しかし一方で動画は全然進んでいない。原曲が好きだからと選んだ担当パートのテンポとリズムが原曲と全然違うじゃん、なのである。マジで困った。だれか助けてくれ。
小説の方はとりあえず当面書くネタを一つに絞ったので、今少しずつ詰めている段階。なんとかモノにできるように頑張りたい所。
というわけで今日は試合がないのでさっさと寝よう。睡眠の重要性!

7/10 小説家になろう

とりあえず上司との面談を終える。
なんか想定していたより偉いポジションの人が出てきたが、とりあえず業務上の困りごとと精神的限界の話を滔々と語り、一旦有給消化の名目で10日間の休みを得ることに一旦は成功した。
その間心療内科の予約をとってあるので、それを武器になんとか退職をもぎ取ろうと画策中。
もうあんなところにおれるか。

しかしまあ上手いこと話を相手方にそらされ続けていた感じがあるので、母上と私の不信感はマッハである。トニー・ジャーが大量のイクスクラメーションマークと共にムエタイアクションで脳内乱舞。

帰りの車の中で母上からこんな提案があった。
「休んでる間に小説の一本も書きあげてどっかに応募したら?」


――俺が代わりにやってやるよ。
任せろって、百合子の夢は、俺がちゃんと形にしてやるから。

ということでハバネロP、小説家を目指すチャレンジが始まりました。
なお流星群合作の進捗はいまだ0%である。間に合うのか。